全身の中の口腔として、
医科と連携した診療を

伊勢に帰郷して以来、37年以上、口腔を全身の中の一部として考え、医科と連携した地域歯科診療に取り組んできました。
特に、近年、超高齢化社会を迎え、当院に来院される患者さんも、加齢による口腔機能の低下や多くの病気に悩んで見える方が増えています。
多くの病気の中には虫歯と歯周病を治療することにより、その病気の状態が良くなることが科学的な証拠で実証されています。具体的には、がんの手術、放射線・抗がん剤治療前後の口腔管理、歯周病をはじめとする生活習慣病における歯科治療および口腔ケアです。このためには医科の先生方と連携した診療体系が必要です。
当院では、従来からこの連携体制の確立に努めております。また、通院できない方には内科の先生と協力して歯科訪問診療を積極的に行っております。